旭の日が開催されました
主催:旭南部コミュニティ計画推進市民会議
高知市旭にある木村会館で「旭の日」が開催されました。
会場には、旭に暮らす住民、地域を離れても旭を大切にする皆さんが集まり、
あたたかな交流が生まれていました。
第一部は「旭の歴史を学び未来を考える講演会」です。
最初の講演は、高知県立大学文化学部・地域教育研究センター長宇都宮千穂教授の
「旭町ー『いま』と『むかし』を歩くー」です。
かつて「紙の街」として栄えた旭街の歴史やその後の産業転換、マンション開発などによる都市形成の変化、今後旭が直面する問題について語られました。
続いての講演は、高知県立大学文化学部文化学科地域政策研究室の学生さんによる
「人と人が繋がる食堂―生き生きとした高齢者であふれる食堂を目指して―」です。
旭街でのフィールドワークを重ねることで見えてきた地域の課題、
そしてそれらを解決する施策の提案に聞き入ってしまいました。
第二部は「旭ざっくばらんカフェ」が開催されました。
テーブルを囲んで、住民の皆さんが自由に語り合う時間です。
子ども時代の遊び場、地域行事の思い出、繋いでいかないといけないことなど話題は尽きませんでした。
「旭の日」は、過去を懐かしむだけでなく、未来を語り合う場となっており、
記憶と希望が交差するこのひとときが、旭の新しい一歩につながっていくことを願っています。
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